2024/02/26 16:14

2月も下旬になり、急に20度まで上がって春を感じたと思ったら
やっぱり翌朝は寒くて、まだまだ冬だったんだと厚手のコートに袖を通したりしていますが、
あっという間に桃の節句。そして桜が私たちを楽しませてくれる季節になりますね。

私は現在7歳(小学校1年生)の娘がおりまして、毎日子育ての中で沢山の学びを受けています。
新しい事例の前ではいつまで経っても新米ママな訳ですが、子育て7年目になると、
悩みの種類も変わってき始めて、子供が他者との兼ね合いの中で、
どう受け止めて、どう振る舞っていくか、、、
大人になってからもあるような悩みを突きつけられることもあり、
それが私にとっての気づきにもなっています。

人間関係で娘が悲しい思いをしたりした時に
一つだけ、これだけは言っておこうと思って伝えていることがあります。
それは、どんなに考え方が違っても、受け入れがたくても、
“この人はこういう人なのだと、ただ認める“という事。

この、肯定でも否定でもなく、相手をただ認めるということをするようになってから
随分と私は心が軽くなり、そこから自分と全く考え方が異なる人に対しても
とても付き合いやすくなりました。それどころかリスペクトをすることすらありますし、
こちらがそのように相手を見るようになると、相手が私から受ける印象も変わってくるようで、
人間関係における悩み事も随分と減ってきたように思います。
そして、物事をより俯瞰してみれるようになった気がしています。

でも、このことを自分の中にすんなり落とし込むまで、私は随分と時間を要しました。
理由はこれだけではありませんが、自分の狭い常識だけで物事を見てしまっていたのだと思います。
なので、娘が本当の意味で言葉の意味を理解するまでにはとても時間がかかるかも知れせんが、
伝えるだけ、伝えておこうと思います。

母心として、我が子のことは色々と口を挟みたくなりますが、
やはり自分で経験して、感じて、考えていくしか本当の成長はないと思うので、
より添いながら、見守っていきたいと思います。

子供の姿を通して、人生とやらを深く考えてみたり、
わかっていたはずのことを忘れてしまっていたことに気がついたり、、
こちらが成長させてもらっていることにも感謝しつつ、、、

私こそ、まずは“相手をただ認める“ことを改めて意識していけたらと
思う今日この頃です。


廣瀬規子




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